「OS/2」とは、MS-DOSの後継として、マイクロソフトとIBMが開発したOperating Systemであり、「Warp」はその version 3 以降を指す。かの、ビル・ゲイツも其の昔
「90年代のOSは、OS/2しかない」
と言ったとか。
しかし、その90年代も、終わってしまったなぁ。
マイクロソフトは、その後、Windows3.xが予想以上に売れてしまったため、あっさり OS/2 を捨ててしまったが、IBM は今日まで地道にVersion Upを進めてきた。そのかいあってか、急ごしらえの Windows9x よりはるかに安定したOSとして、玄人から高い評価を受けている。
葉山がOS/2を使うようになったのは、KMCのT.A.という人が
DOS用の「大戦略」をしながら、
CD-ROMのOS/2 2.11β版をフロッピーに落とす
という芸当を見せてくれたのが、きっかけである。その2.11βを使用したところ、
- ほとんどのDOSプログラムが安定動作。
- GCCやBASHなどの(現在では TCSH,Muleも)、UNIX用のFreesoftも多数移植されている。
- GUIが Windows 3.1などよりはるかに使いやすかった。
などの点が気に入り、製品を購入することにした。OS/2のセールスポイントはいろいろとあるが、自分は
OS/2はUNIXのコマンドライン文化と
MacなどのGUI文化の理想的共存環境
であることを強調したい。はっきり言って、
95のロングファイルネームなど、はるか昔に実現していたし
その実現方法も非常にスマートであるし
(FAT32 より勝っている!)
なにより FAT より高速である。
それにWindows 3.1 との互換性は、95 より高かったりする
のである。
- mmbrowse , 「水」
画像ビューア。前者はコマンドラインから、後者はWPSより使用
- めもめも/2
付箋プログラム。ちょっとしたメモに便利。
- Romy's Eye
Romy さんが私をみつめます。
- Mule 2.3 , canna対応elvis
エディターは UNIX派。
- Canna , SKK 9.6
かな漢字変換も、UNIX系を愛用。
- mh-e , tm , gnus , gnspool(gn-1.40付属)
メイル/ニュースは off-line
- WUU(Web Upload Utility)
このページの更新に使ってます。
- SysBar/2
ロシア製品。僕はタスクバーと時計だけ使ってます。
- CandyBarZ
ウインドウのタイトルを格好よくします。
- engine
ウインドウのボタンをカスタマイズできます(僕は 95風)
- BLANKER
スクリーンセイバー代わりの自動ロックで、画面を舞っている錠前を出ないようにしてくれます。
- Console
OS/2 プロンプト画面のウインドウの表示位置などを任意に設定できます。
- TVFS
仮想ファイルシステム。シンボリックリンクを実現してくれます。
- uudeview
バイナリニュースで、複数の記事に分かれたファイルも、うまく展開してくれます。高性能な uudecode かな。
- bzip2
gzip を超える圧縮率を持つアーカイバ。
- NPS Workplace Shell Enhancer
定番だけに言うことなし!
- LxLite
実行ファイルを実行可能なまま圧縮してくれます。
- wget
ウェブページの mirror ツールです。
- assoedit
関連付けの魔術師。
- XFolder
最近、GPL配布になった。わーい。
- 「送る」メニュー for OS/2
現在、OS/2 には次のような問題があると思われる。
- Windows のようなインストールシールド、Linux の Debian や Red Hat ようなパッケージ管理システムが無い為(*1)、フリーウェアに統一したインストール手法が存在しない。それ故、初心者には結構厳しい環境となっている。
- フリーソフトウェアは結構存在するが、定番が一種類だけというパターンが多い。気に入らなければ、はいそれまでが多い。
- OS/2 専門誌 OS/2 magazine が休刊になり、これらのソフトウェアはネット経由でしか入手できなくなってしまった。OS/2 World 誌は Nifty と海外ソフトしか目がいっていないようだし。Hobbes OS/2 CD-ROM は最近の奴を見たことが無い。Vector は有望なのだが、なぜか、OS/2ユーザーは、それほど注目していない。
- IBM は、OS/2ファンに水を差すのが実にうまい。
- OS/2 自体が高すぎる。これでは新規ユーザー全く増えそうもない。
4,5はどうしようもないが、1,3は結構我々でもなんとかできそうな話である。つまり、Must Have ともいえるツール群を全てベクターへ投稿し、それらを簡単に導入できるようなツールも提供すればよいのである。CD-R を作ってもいいだろう。
また、2 についても、徐々ではあるが、ツールは増えているので、状況はよくなってゆくであろう。
ただ、言うのは簡単。実行はかなり面倒である。ということで、葉山はそこまでするつもりは全然無い。が、もし誰かがそういうプロジェクトを起こす予定ならば、協力は惜しまないつもりである(と言いつつ、惜しんでいたのだった…すまぬ、諸氏)
- *1
- 沢田石さんによって、rpm が OS/2 に移植。これを用いた OS/2 rpm Project が進められています。
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